初めまして。平成３０年３月１日をもちまして、父 紘 より院長職を引き継ぎました 原 紘一と申します。 原整形外科医院は、祖父の代から地域医療に携わってまいりましたが、その間に日本は超高齢化社会に突入し、2016年の平均寿命では男女ともに、香港に次いで世界2位(女性:87.14歳、男性:80.98歳)と世界に誇る長寿国となりました。一方で、健康寿命(平均寿命から”日常的・継続的な医療・介護に依存している期間”を除いた期間)は2015年の内閣府男女共同参画局の統計によれば、女性74.21歳、男性71.19歳で平均寿命と大きくかい離しており、大きな問題事項です。我々整形外科医の役割は、できるだけ長く自立した生活が送れるように皆様の健康寿命を延ばすお手伝いをすることだと思っています。これからも地域の皆様に寄り添いながら、今まで以上に信頼され、安心して治療を受けていただけるように、スタッフ一同精進してゆきたいと考えています。どうぞ、原整形外科医院をよろしくお願いいたします。

私自身、幼少期は喘息もちで幾度となく高熱を出しては病院のお世話になりました。当時お世話になった小児科の先生は、夜間・休日問わずに救急時の対応をしてくださいました。その当時の、漠然としたものではありますが医療の尊さ、病気で苦しんでいる人の手助けをしたいという思いや、父という整形外科医として大先輩の背中を見てきたことから医師を志すようになりました。また、私は高校時代より約25年間テニスを続けており、現在でも日田市県体メンバーとして試合に出場させていただいたりしています。今までテニスを続けてきた上でお世話になってきた方々への恩返しというと大げさですが、スポーツをする方、今から始める方々をスポーツによるケガから守ったり、スポーツをより楽しく続けていただくための指導やアドバイスなども行っていけたらなと思っています。

約70年前、父 文吉が日田の地で初めて整形外科医院を開業し、1984年(昭和59年)に小生が現在地で開院してから、35年目を向かえるところである。
多少なりとも地域医療に貢献してきたつもりである。
これからも、地域に根ざした温かい医療をモットーに、新院長ともども精進していくつもりです。今後とも原整形外科医院を、よろしくお願いいたします。